政策金利の変更で為替はどう動くのか【FXトレード基本】

皆さんこんにちは。
FXトレードデリバリー Mr.マグナムです。

今日のFXトレード基本は、政策金利の変更で為替はどう動くのかについて。

先週はECB(欧州中央銀行)から始まり、BOJ(日本銀行)、FOMC(連邦公開市場委員会)、BOE(英国中央銀行)それぞれの政策金利の発表がありました。7/31のFOMCとパウエル議長の発言後、大きくドルが買われましたね。ではこの政策金利が変わった時、相場はどう動くのか見ていきましょう。

FXでは高金利通貨が買われやすい

FXでは高金利通貨が買われやすい為替市場を動かす大きな要素の1つが金利です。

その理由は簡単で、日本人が外貨預金を好む理由を考えてみればすぐにわかります。

「だって、円で銀行にお金を預けていてもほとんど金利がつかないから。それであれば、金利が高いトルコリラや南アフリカランドのほうが有利にきまってるよね」

と外貨預金好きの方は口々に言うでしょう。

為替市場が動く理由も同じ、つまりFXも考え方は同様。大口の機関投資家は少しでも有利な利回りを求めて資金を動かします。

「金利が上がる」 ⇒ 「通貨価値は上昇する」

「金利が下がる」 ⇒ 「通貨価値は下落する」

というのが、どのFXに関する教科書やブログ・サイトにも共通して書いてある基本的な金利と通貨価値の相関関係です。

FXのトレードで最も注目されている指標というのが、この各国の政策金利と言ってもいいでしょう。

日本はBOJ(日本銀行)が、アメリカはFOMC(連邦公開市場委員会)、EUはECB(欧州中央銀行)、イギリスはBOE(英国中央銀行)がそれぞれ決定する金利のことです。

特に、この政策金利の中で各国や機関投資家、FXトレーダーが注目するのは、「政策金利の変化」や「政策金利の見通し」

よく、ブルームバーグなどのニュースで「タカ派発言(鷹派)」や「ハト派発言(鳩)」などの表現がありますが、これは政策金利の見通しなどに関する会見や発言のことを表しています。元々は政治的な用語で、タカ派=強硬派。ハト派=穏健派ということですが、経済で使われる場合は以下のような意味です。

タFXでいうタカ派、ハト派って?

タカ派(鷹)=経済状況に対して強気なスタンス。利上げ賛成派。インフレの懸念がある為、利上げや金融引き締めに積極的なスタンスのことを指します。

ハト派(鳩)=経済状況に対して慎重なスタンス。利上げ反対派。QEなどの金融緩和策を行っている場合は、緩和の継続派のスタンスであることです。

こういった、政策金利に関する発表があるときは、為替が動きやすいのです。

各国とも、事前に発表のスケジュールが決まっているので確認するようにしましょう。

FX市場のテーマは将来の変化

FX市場のテーマは将来の変化この政策金利で大切なのは、「金利が何%か」というの絶対水準ではなく、「何%から何%に変わったのか」という変化、推移です。

よくFX関連の情報サイトや経済ニュースサイト、日経新聞などの為替市場の解説の中で、「チャートに織り込み済」という言葉が使われます。

この、「織り込み済」というのは、将来の何ら家の変化やイベントの結果はすでに為替レート(価格)に反映されていますよ!という意味です。つまり、すでに事前予測されている値を見込んで該当の通貨ペアが売買されているということ。

先回りをすることが好きな、為替市場・FXトレーダーたちがテーマにしているのは、「これからの相場の変化」。

FOMCやECBが政策金利を発表する時、同時にコメントも出します。今であればパウエル議長。ドラギ総裁などの会見がそれにあたります。

その会見やコメントで、「今後更に金利を下げていく予定」「当面は金利を変更しない予定」などの将来の金利動向を暗示するようなニュアンスを読み取り市場は反応すしますので、要人発言は重要視されています。

例えば、オージードルが円よりいくら金利が高かったとしても、それはすでに織り込まれているので、政策金利の発表で注目されるのは、「オージードルと円の金利差は、将来今よりもっと開くのか、縮まるのか」です。

だから、金利の絶対水準が高くても、今後金利が下がりそうな通貨は売られやすいですし、円のような低金利通貨でも金利が上がりそうだと判断されれば買われやすくなります。

2019/7/31のFOMCでの政策金利発表の値動き

2019/7/31のFOMC後のパウエル議長の発言がこちら。

利下げの発表ではあったものの、こちらはすでに市場に織り込み済。追加緩和など今後の利下げを視野に入れていないという発言から、利下げに慎重と受け止められてドルが買われたという流れですね。

利下げを発表したからといって、必ずしもその国の通貨の価格が下がるというわけではなく、為替市場に参加している各国や機関投資家、FXトレーダーなどは将来の変化を意識しているということが分かります。

8/2 追記 FOMC翌日大幅に円高ドル安方向に

FOMC後パウエル議長の発言によって、ドル高に動いた状況でしたが相場の様相が大きく変わりました。

スキャルピングやデイトレードなど、短期でのFXトレードをしていた人は巻き込まれたかもしれません。

8/1にトランプ大統領が対中関税の第四弾である、「9/1からの3000億ドル分の中国製品に10%の追加関税」を発表したことで、ニューヨークダウが大幅に下落。

少し前からアメリカ市場の暴落のサインであるヒンデンブルグオーメンも出ていたようですが、ドル円の上値も重たかったこともあり下落の流れが出てくるかもしれません。

インフレと政策金利の関係にも注目

インフレと政策金利の関係にも注目

金利を判断する時にもう一つ大切なのはインフレとの関係。特に新興国ではインフレで物価が上昇していることの対策として、高金利政策を取ることが多いです。

インフレが激しく進むと、その国自身の実質的な価値が低下します。

価値が下がる通貨などは、いくら高金利通貨であっても誰も欲しがらないので価値が下がっていくことがあります。トルコリラは一時は15%を超える高金利で注目されていましたが、その背景にはインフレがありそれが高い水準で進んでいましたが、下落が続いているという状況ですね。

(あるある体験談)55歳 Jさん FX歴5年ご職業:専業主婦初期資金:1000万円 損失額:500万円 
トルコリラで大損失したJさんの声
知り合いに勧められて、5年前にFXでトルコリラを買ったんです。たしかにスワップポイントは増えているのですが、それを上回るくらいに価値が下がり続けていて…。ただ、今更売れないので塩漬けして上がってくるのを待つしかありません。トルコ情勢が気になります。デフォルトが起こりませんように。

 

政策金利の変更で為替はどう動くのか、FXをするとき注意するポイント

政策金利の変更で為替はどう動くのか、FXをするとき注意するポイントここまで説明してきましたが、基本的には、

「金利が上がる」 ⇒ 「通貨価値は上昇する」

「金利が下がる」 ⇒ 「通貨価値は下落する」

をまずは理解する。

その上で、将来の金利が上がりそうなのか、下がりそうなのか。という事が重視されているということは押さえておきましょう。

また、先日FXチャートで異常な動き?と思ったら経済指標をチェックで紹介しましたが、織り込み済だったものが大きく変わるサプライズにも注意ですので覚えておいてください。

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